近藤 健 公式ホームページ
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略歴
1960年1月15日、北海道の襟裳岬にほど近い様似町に生まれる。父は、地元の漁業協同組合に勤めるサラリーマンで、母の実家は、当時様似に一軒しかなかった銭湯だった。中学までをその様似で過ごし、高校で単身札幌に出る。
1975年4月、ミッション系の進学校、札幌光星高校に入学。高校では学生寮に入寮し、卒業までを過ごす。1年の浪人を経て、1979年4月、京都市にある龍谷大学法学部法律学科に入学。大学ではESS(English Speaking Society)に加わり、京都全大学ESS連盟の役員を兼務したことにより、関西一円の各大学を訪ね歩く。そんな青春を過ごした京都は、近藤にとっては特別な場所となっている。
1983年3月、大学を卒業し、4月には北日本石油株式会社東京支店に入社する。会社は、石油製品の販売会社で、東京以北、東北・北海道を中心に拠点展開している。1989年1月、29歳の年、自ら凶悪犯人現行犯逮捕により、警視総監賞を受賞する。このときのことは、近藤のエッセー「警視総監賞」に描かれている。1996年5月には、日本エディタースクールにて通信教育課程「校正コース」を終了。
また、2000年、40歳を機にエッセーを書き始める。妻の病と対峙して、共倒れの危機感を覚え、エッセーをつづることで命脈を得た、と近藤の作品には書かれている。2010年4月、精神疾患を抱えた妻が、近藤のもとを去り離婚。妻との間に一女。
2012年には、52歳で宅地建物取引士の資格を取得。その後、北海道で暮らす母や妹の体調が思わしくないこともあり、住み慣れた東京を離れる。室蘭市を経て、2013年3月には札幌市に転居。2020年1月、北日本石油株式会社を60歳で定年退職し、グループ会社の北日本燃料株式会社へ転籍し、現在に至る。札幌在住。