今日から、この「更新と不具合の履歴」でも、ブログ機能を使うことにした。このWordPressを初めて立ち上げてからは、今時のプラットフォームは極力排除し、ブログ機能(投稿ページ)は使わず、もっぱらホームページ機能(固定ページ)で、自由な使い方をすることに主眼を置いてきた。凝ったホームページができることは間違いないが、ブログ機能という定型の投稿手段を一切使わないと、能率が悪いこと、この上ない。
さて、本題であるが、随筆春秋代表の近藤健に関しては、まず公式HPを完成させた。当初はAmeba Ownedを使っていた。現在、このWordPressへ徐々に移行しているところだ。
ひと月ほど前、随筆春秋のホームページ群にも「ポータルサイト」という考え方を導入した。正倉が随筆春秋のウェブ担当になってからというもの、若いモグラのように、そこかしこに、地下壕(HP)を掘ってきた。それなりに愛着の持てるページもできたのだが、都心の鉄道網のように、一見では、その繋がりが理解できない。閲覧者には甚だ不親切である。
そこでYahoo co.jpのように、「ポータル」という考え方を持ち込むことにした。つまり、そのページに行けば、随筆春秋のすべてのホームページに到達できる、という趣向である。そういうHPのことを、ポータル、またはポータルサイト、ウェブポータルなどという。
その流れに乗って、近藤健に関しても、「近藤健ポータル」を拵えた。<近藤健@随筆春秋「会員の部屋」>を改良版である。そうなると、既存の「近藤健公式HP]と、新規の「近藤健ポータル」とが、併存してしまい、今後どうしたらいいものか、と心の奥底で悩んでいた。
それが今朝、ひらめいた。人間、机に向かっていない間も、頭の中では、デ・フラグメンテーションが自動的に行われているらしい。「近藤健公式HP」は、エッセイスト(作家)としての近藤健の資料室。つまり、経歴や作品群、出版物や新聞記事などを集積して整理するための専用のHPという位置付けとした。「近藤健ポータル」は、ウェブ上のどこに近藤健の記述があるのか、それを案内したり、とくに公表したいものなども寄せ集めたサイト、という位置付けとすることにした。
一方、「随筆春秋公式HP」と「随筆春秋ポータル」(現在の随筆春秋のトップページ)も併存している。今の僕の考えでは、「随筆春秋公式HP」の内容を少しずつ「随筆春秋ポータル」へ移行して、最終的にはお役御免にするしかないかな、と思っている。というのも、「随筆春秋公式HP」は従来型ホームページのデザインを踏襲しており、横幅はフルスパンとなっている。見栄えはいいのだが、実用的ではない。
正倉 一文