◆2025.02.27 文筆家の職業病 

更新と不具合の履歴
フォトACより

文筆家の職業病

デスクに向かってこの11月で丸8年となる。
 
「文筆家になるには、少なくとも10年はかかるでしょう」。同人誌 随筆春秋の池田氏(現・代表理事)に電話で入会を勧められた時にいわれた。
 
中学生の頃からエッセイや純文学をよく読んだ。30歳の時に自費出版をしたこともある。そういうのはキャリアには入らないそうである。この道と決めて真剣に取り組んでからが本当の経歴である。

最近、運動不足も多分にあるだろうが、体中が痛くなった。全身のCTスキャンを撮影すると腰に問題がある。もし痛みがなければ、現状のまま治療の必要はないとの所見だ。だが、痛い。それと両手首にも鈍痛がある。腱鞘炎だ。
 
キーボードやマウスを扱う時、手首から先をちょいと上に反らして操作すると思うが、これがいけないらしい。絶えず「腱」に負荷がかかることになるからだ。手首を高くして、そこから先は幽霊の「恨めしや~」のような手付きで操作するのがグッドとのこと。
   
直木賞作家・石田衣良のYouTubeを時々聞いている。その中で石田氏が、「文筆家はもれなく腰痛と手首の腱鞘炎を患っています。整形やマッサージ、整体のお世話になるのは当たり前の日常です」といっていた。

そういう意味では僕も1人前の文筆家になれたのかもしれない(苦笑)。


正倉 一文