随筆春秋第66号ご紹介

随筆春秋第66号ご紹介

 

随筆春秋第66号です。2026年9月30日発刊。
佐藤愛子先生追悼号。第31回随筆春秋年度賞の作品を掲載。
平成5年3月の創刊時には12名だった投稿者も、
いまや100名を超えました。多士済々、百花繚乱の様相です。
随筆春秋は素人集団でありながら、作家を目指す人々の道標のひとつともなりました。
会員からはエッセイ集や小説が次々に上梓されています。
このたび、創刊号から第5号までを復刊いたしました。
書くことは救いです。生きていく傍らに、書くことを置いてみませんか。
◆以下に、本誌掲載作品(全文)を2編ご紹介いたします。



随筆春秋第66号ご紹介

随筆春秋第66号 掲載作品/「イチジク」(はまだかよこ)

イチジクはまだかよこ(神戸市) 何か月ぶりだろう。結婚した娘と待ち合わせて、街中のカフェに向かった。秋風が心地よい午後、人気の店は賑にぎわっていた。「やっぱモンブランかな。栗くりの季節だし」 私に続けてメニューを見ていた娘が言った。「私、こ...
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随筆春秋第66号 掲載作品/「ひまわり」(佐藤ゆき)

ひまわり佐藤ゆき(東京都) 先日、息子が十八歳の誕生日を迎えた。 私は彼が生まれる前から、子供には日本人らしい日本語を使えるようになって欲しいと思っていた。夫はニューヨークの大学で一緒に映画を学んだアメリカ人で、日本語が苦手だ。アメリカで育...